Kindle fireの内蔵ストレージではなく、メモリ(RAM)サイズを確認する方法

今回、Kindle fire端末に搭載されているメモリサイズ(RAM)の調べ方・確認方法について解説します。

■スペック表にはメモリの記載なし

Kindle fireのページにあるスペック表には、メモリの記載がなく、8GB,16GB,32GBといった、内蔵ストレージの容量しか書いていません。

Kindle fire7とKindle fire HD 8との性能・スペックの比較

内蔵ストレージは、Kindle本・音楽・動画のコンテンツのダウンロードやアプリをインストールするために必要な容量です。これは、メモリとは異なります。

 

■メモリはFireタブレットの性能に直結

キンドルが快適に動作するのに影響するのは、ストレージではなく、メモリ(RAM)です。パソコンの性能でも、CPUとメモリが重要です。CPUが処理の速さに影響するのに対し、メモリは作業スペースの大きさにあたります。メモリが大きければ大きいほど、作業スペースが広くなり、作業がしやすいです。

Kindle Fireでは、メモリが足りていない状態だと、動作が著しく低下します。メモリに格納できないデータは、ストレージから読み込む必要がありますが、メモリとストレージでは読み込むスピードに違いがあり、ストレージの方が読み込みに時間がかかるからです。

 

■Fireタブレットのメモリ確認方法

そんなスペック表に書いていないメモリ(RAM)の容量・サイズですが、実は、Fireタブレットの端末上でメモリサイズを確認することができます。メモリ数の調べ方を解説します。

1.ホーム画面で、「設定」アイコンをタップします。

2.設定画面で、「アプリとゲーム」をタップします。

 

3.「アプリとゲーム」画面で「すべてのアプリケーションを表示」をタップします。

 

4.「すべてのアプリケーションを表示」で「ダウンロード」から「実行中」にするようスワイプします。

 

5.「端末のメモリ」部分で①システム、②アプリ、③空きの3種類が表示されています。これらを合計したものが端末のメモリサイズです。

2017年6月発売のFire 7のメモリ数は1GBでした。今回、Fire 7でメモリ数を調べましたが、Kindle FireはいずれもFireOSを利用しているため、メモリの調べ方は共通です。

 

■Fireタブレットのメモリサイズ

ここで、現在販売ラインナップにあるKindle Fireタブレットのメモリサイズを調査してみたので、ご紹介したいと思います。

  • Fire 7:1GB
  • Fire HD 8:1.5GB
  • Fire HD 10:1GB

Kindle Fire HD 8タブレットはメモリサイズが他のFireタブレットよりも0.5GB多い、1.5GBが搭載されています。そのため、Fire 7よりも、複数のアプリが起動していてもサクサク軽快に動作することが多いです。

 

■終わりに

今回、Kindle Fireの端末上で、スペック表に記載されていないメモリサイズを確認する方法を紹介しました。メモリ(RAM)は、タブレットの快適な動作に直結する重要な要素です。メモリサイズが気になる人は、どれだけのメモリが搭載されているか一度確認をしておきましょう。